ガレスタさんのDIY日記

電子回路、Web、組み込み、自作エフェクターを語るblog

Onshapeシートメタル機能について(Extrude機能を使った例)

前回は押し出しで作った長方形を板金モデルに変える方法を紹介したが今回は線モデルをSheetmetalのExtrude機能を使ってやってみる例です。

前回の記事は此方
gsmcustomeffects.hatenablog.com

線モデルを作る



というわけで今回は前回作った箱の下を作っていこうと思います。(寸法はあとあと微調整するので前回の箱とあわないかもなのでそこはご了承ください

まずは線ツールでこのような外形を書きます。
そのあと適宜拘束を入れたりして満足いくまで作りこみます。
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シートメタル

次にシートメタルボタンを押します。
前回はConvertを用いましたが今回はExtrudeを使います。
Sketch curves to extrudeで板金にしたい線分を選択します。
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depthはここのこと
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んでここが注意thicknessの矢印で押し出し方向が決まる。
外側押し出しだとこうなる。
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一方内側だとこう。
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実際は出来上がりの寸法で拘束できたほうが便利なので内側のほうがいいと思う。
厚身分内側に行くわけだしそうなるわな。
んでとりあえずここまでできました。
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穴の追加

次に側面にねじを切っていく

まずSketchを新しく作成する。
この時スケッチ平面を先ほど作った板金モデルの側面にするのがポイント。
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次に円を書いていく
円ツールで円を適当な位置に配置して寸法拘束で位置を確定する。
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次にホールツールでタップを追加する。
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ちなみにスルーにすると反対側まで貫通しちゃうのでBlindを推奨

反対側も同様にして終了
板金の場合バーリングタップのほうがいいんだけどその辺の機能がないみたいなのでStandardメニュでカスタムでカウンタボア作ってやるか図面にコメントで入れとくとかするといいと思います。

まとめ

  • 板金のExtrude機能でパーツをつくれた。
  • タップのやり方を説明した。

Onshapeシートメタル機能について

板金のお話です。

こういうことができます。

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そんなわけで板金のモデルと図面作成ができます。
というわけで僕は機械設計に疎いので簡単に箱モノを作って紹介します。

スケッチの作成



2dである程度の外形を作成する作業です。

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スケッチの作成をします。

その次に描く面を選択します。
今回は適当にtopでも選んどきます。
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んで右のビューからtop平面に変更します。
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適当に四角形を描きます。この時寸法はいじらなくていいです。
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四角形が書けたら対称拘束をします(やり方は画像を参照
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上下左右を拘束で来たら次に寸法拘束をします。
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今回はエフェクターによく使う122 x 66とかにしました。
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ここまでできたらスケッチを確定します。
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スケッチを編集したい場合は左の画面の対象のスケッチを右クリックしてEditからできます。

立体にする

押し出しコマンドを使って2dのを立体にしていきます。
その前に表示を斜めにしておきましょう
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押し出しはextrudeコマンドからできます。
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押し出しが完了するとこのようになります。(今回はシンメトリック押し出しのためこのように対称軸に均等に押し出される
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シートメタルモデルの作成

次に立体物を板金モデルにしていく
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板金にしたいモデルを選択し開口面を選択
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次にベンドしたい部分を選択
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これで基本的な箱ができたわけですが角が出ているのでその部分を直します。
それにはmove to faceというコマンドで以下の部分を厚み分だけ引き出すか面自体をひっこめるかして調整します。
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そんなわけで簡単な箱が完成です
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まとめ

  • Onshapeの板金機能を紹介
  • 今回は基本的機能のみなので立体コンバートで板金モデル化
  • 次回は図面およびextrude , thickenモデルについても言及したい

2018版:僕の制作環境もろもろの紹介その2(pcbおよびパーツ調達先紹介)

前回は設備系を書いたので今回は基板だったりパーツだったり外注、調達先の紹介でもしようと思います。

基板関連



  • ALLPCB
  • JLCPCB

以前はElecrowとかFusionPCBを使っていたけれど最近はALLPCBとJLCが多めかな。

JLCに付いては此方を見てください

gsmcustomeffects.hatenablog.com

ALLPCBについて

  • 50x60程度の基板だと16ドル(送料込みで作れる)
  • 発送がかなり早い(4日~5日ぐらいで届く)

こんな感じ。

エフェクターの場合は上記サイズに収まることが多いのでこれは強い。

僕の場合JLC7割 、ALLPCB3割って感じっす。
やはりJLCのLCSC同時発送が神・・・・・・

パーツ関連

パーツは基本的に以下の3つですね。

コンデンサ、抵抗などの基本的なやつはlcscで買っている。
最近マイコンなどの取り扱いも増えてきたので今後はこっち主体ですね。

DigikeyはLT(現アナデバ)のチップを買ったり、マイコン関連の新商品を購入するときに使ってます。

最後にtayda electronicsです。
ここでは直付けPOTなどを購入しています。
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あとはケースだったりもかなり安いです。
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直付けJACK
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3pdt
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こんな感じです。

taydaでほぼ全部そろいますねw
ただたまに誰かが一気に買うのでdead stockが目立ちます。そして補充に時間がかかる。・・・・・・

その他

  • ギャレットオーディオ-
  • 桜屋電気店
  • Aliexpress
  • Small Bear Electronics
  • mouser

まとめ

今回はPCBと調達先の紹介
少しでも参考になれば幸いです。

次回はソフト関連?を話せればいいかなって思ってます。

2018版:僕の制作環境もろもろの紹介その1(設備関連)

ツールだったり調達先だったりをまとめてくれと前々から言われていたので簡単にまとめてみようと思う。
ハードウエア環境、基板メーカー、部品調達先、ソフトウエア環境な感じで紹介していく感じにしようかなと
というわけで今回はハードウエア面のことをやろうと思う。


ハードウエア

YIHUA 992DA+

まずはコテ
YIHUAの992DA+
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こいつはAliexpressのYIHUAストアでセールをやっているときに180ドルぐらいで手に入れた。
コテ部分には温調機能とスモークアブソーバーがついているためフラックスを大量に使ったりするときに煙が舞わなくて良い。
海外製ということで消耗品の購入までのリードタイムが長すぎるとか心配する人もいるだろう。
なんと小手先はHAKKOのが使えるw
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小手自体は流石に無理なのでこいつ(20ドル程度でヒーターはHAKKOらしい)
https://ja.aliexpress.com/store/product/YIHUA-907I-soldering-iron-for-weldering-machine-tools/401349_1853158228.html?spm=a2g11.12010612.0.0.569f60e0pG8BaX
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その他ホットエアーがついている。
その他とは言ってもこれがついているので選んだところが大きい。

中華系サイトで探せば互換品がいくつもあるがこいつについてるホットエアーは結構しっかりしていて安物とは違う感じがある。
Twitterでよく耳にする風が強すぎてチップ部品が飛んでいく等の問題はないレベルまで風量を下げられる。
その他温度も400度ぐらいまで上がる(推奨はしないが)ので結構綺麗にリワークできる。

それ以外の詳細スペックは以下を参照されたい
ja.aliexpress.com

ANDONSTAR ADSM201

普通のHDMIマイクロスコープ
自身にも液晶がついてるがまあ補助程度基本はHDMIで使う方がいいだろう。
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SMDパーツの半田付けやリフローのショートチェックに使っている。

あとは基板のリフローの接写とかそういうのにも使える。

山善ホットプレート

ホットプレートリフロー用に購入したもの。
安いので簡単な施策には必須。

基板焦げになりやすいという欠点があるので上にアルミブロックとか置くとヒートショックを避けれる。
参考までにツイート

ホットプレートでもここまで綺麗にできるぞっていう自慢

ピンセット

ピンセットはamazonで買える安いやつ。

先曲がりとストレートが一個づつあるといいと思います。

ディスペンサ

注射器とかシリンジとかその類の話

使用用途としてはフラックス添加とかステンシルがない時のペースト半田印刷

参考ツイートをいくつか貼る。



使っているのはここの青いチップ
https://ja.aliexpress.com/store/product/0-5-Tubing-Length-100-PCS-X-22G-TE-Premier-Dispensing-Tips-dispensing-tips-dispensing-needle/1503742_32627886559.html?spm=a2g11.12010612.0.0.141b46f20TfhQ0

本体はこれ
https://ja.aliexpress.com/store/product/3CC-Manual-Glue-Dispensing-Syringe-Applicator-for-precisely-dispensing-pastes-sealants-and-epoxies/1503742_32219596623.html?spm=a2g11.12010612.0.0.306fb73dh7uskB

本体は好きなの選べばよいがチップを装着する部分がねじ込み式のロックがあるやつを選んだほうがいい。
理由として半田ペーストの粘土が思ったより高いためロックがないタイプのを使うと先端が飛んでいって悲惨なことになる。(僕はこれでなんども萎える経験をしました。)

そのほか補足をしておくと
先端はgという単位で扱われていて数字が大きくなるほど細い
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よくわからなければこのようにセットのを買ってみて自分好みのを探すのも良いだろう。
https://ja.aliexpress.com/store/product/1-4-Tubing-Length-100-PCS-TE-Premier-Dispensing-Tips-dispensing-needles-Glue-Dispensing-Tip/1503742_32625074730.html?spm=a2g11.12010612.0.0.45062766LsQwVW


余談だがフラックスを添加するにはこのぐらいの太さがいい(ペーストより多めに添加するため)
https://ja.aliexpress.com/store/product/16G-2-Dispensing-Needles-Tips-For-Glue-100pcs-bag/1503742_32389438536.html?spm=a2g11.12010612.0.0.45062766BYLuVg


ペースト半田およびフラックス

リフローに使う半田と金属表面活性化のためのフラックス

半田はここのを使っている。
https://ja.aliexpress.com/store/product/Leaded-SMT-solder-paste-LED-dedicated-solder-paste-Sn63Pb37-500-grams/2942090_32805542877.html?spm=a2g11.12010612.0.0.405479aeiF6tRC

このケースは結構見るがこのストアは色々な種類を扱っており安心感がある。(まあ他のだと製造日がクソみたいの送ってきて期限がすぎてたりする。)

使用感はこんなもん(フラックスで多少の粘度調整を入れている

Twitterではこのタイプ使ってる人をよく見るけど内蓋のパッキンがないのですぐカピカピになる。
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僕の知り合いのあろえさんとかはこれ使ってるらしいけどあの人みたいに一回で結構使わない人だとこれよくない説はある。
無論上記の500gも微妙なところではあるが今の所1年経っても動画のように粘度は低いままだ。

ちなみに鉛フリーも売っている。
https://ja.aliexpress.com/store/product/ECO-solder-paste-M705-s101zh-s4-lead-free-solder-paste-containing-silver-Sn96-5-ag3cu0-5/2942090_32826369659.html?spm=a2g11.12010612.0.0.bed09537RopKNT

見た目はSMICのeco solderっぽい。
ag3.0%って結構いいやつっぽいのでlead freeならこれかな。

無論こっちでもいいのだけれど
https://ja.aliexpress.com/store/product/High-temperature-lead-free-SMT-solder-paste-BGA-solder-paste-special-mobile-phone-repair-Sn99-Ag0/2942090_32807755672.html?spm=a2g11.12010612.0.0.bed09537XlqVBP

ちなみにビスマス含有の場合鉛とか混ざるとクラックがやばいらしいので注意が必要だ。

次にフラックスの話。

コテ使う場合は基本液体の方使ってる。

なぜかでかいの使ってる。
前勤めてた会社で一個もらったのでこんなにでかい。

長くコテ当てたりリフローする場合はこっち使ってる
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あとはこれ(多分中はあんまし変わらない
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元ネタ(純正のわけがないw)はamtechのフラックスなんですけど洗浄ありとか無洗浄とかあるけどケースの色で分けてるんかね?(その辺はわかりませんのでとりあえず洗浄することにしてる。

最後にリムーバー

無水エタ使ってる時期もあったけど残渣の結晶化で白い粉が基板に付着するのでトルエンとかキシレンとか入ってるやつの方がいいと思うということでこっちに変えました。
オススメしていただいたざわざわ(@ZawaZawah)さんありがとうございます。

まとめ

今回はツールを紹介した。
万人にオススメできるものではないがsmtで試作をする場合のツールの一つとしてみてくれたら嬉しい。

JLCPCB とLCSCについて

今回は久々に基板屋の話

JLCPCB

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一言で説明するとめちゃくちゃ安く基板を作ってくれる。
エラー基板が混在する点は他の中華基板メーカーと変わらず。

  • ステンシルは9ドル
  • 基板は2層に限り2ドル
  • 色変更は有料
  • ステンシル込みで送料は16ドルで合計27.49ドルなので3000円ぐらい?


まあ普通より数百円安いぐらい?
発送系統まとめて5~6日で届くまあ平均的かな

lcsc

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JLCPCBと同じ会社がやってる部品会社
特徴としては

  • 抵抗、コンデンサが安い
  • 中華系半導体が結構売ってる(Aliでも買えるけどリードタイムが長かったりする
  • 初回クーポンでほぼ無料でコンデンサとかが買える。
  • 基板と同時に発送可能。

なんといってもJLCとの連携が強い。
送料が16ドルとかでいっしょに発送できるので買い忘れた抵抗だったりコンデンサだったり消耗部品の買い足しとかに便利やだと思いました。

先に基板を注文してそのあとにLCSCで決済の際にsame shippingらしきメニューが出るのでそれを選ぶと同時に発送してくれる。

僕が買ったのだとこんな感じ
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やすすぎ・・・・・・・

自作エフェクタデザインのぺーじ



ここ最近エフェクターの創作アイデアをゆきょんくん(@Yukyoooon)と一緒にやってるのでそれの紹介
僕が適当に構図指定するとそれを送ってくれるので非常に助かってます。

デザインは上から順に新しいのがのるはず

はやく形にしたいなぁ
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