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ガレスタさんのDIY日記

電子回路、Web、組み込み、自作エフェクターを語るblog

KiCadで複数ユニット部品を作る

今回は複数ユニットを持つ部品を作っていく

利点としては

  • 多ピンのICを分けて管理することで見やすい回路を書ける
  • 機能ごとにユニット分け出来る

などがある。

画像で示せばこんな感じ

f:id:gsmcustomeffects:20170302192321p:plain

はじめに

まずKiCadには同一回路を多数持つユニット部品を作成する機能がある。
主にオペアンプとか論理回路である。

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作成はコンポーネントライブラリエディタで作ることができる。
通常部品の作り方は過去記事で紹介している。

gsmcustomeffects.hatenablog.com

今回はユニークユニット部品を作っていくので少しやり方が違う。

なのでそれを順を追って説明していく

※ユニークユニット部品はユニットごとに形状ピン数が違うユニットのことをそう呼んでいる

実際の作業

コンポーネントライブラリエディタを開く

まずKiCadトップなどからコンポーネントライブラリエディタを開く

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そうすると何もない画面が開くはずだ。

その次に作業ライブラリを選ぶなりして新規部品を作る準備をする。

f:id:gsmcustomeffects:20170302193759p:plain

ウィザード上の設定

そうするとウィザードが開くはずである

そのあと画像のように入力する。
今回は3つのユニットに分けたいので以下のようにする

f:id:gsmcustomeffects:20170302194228p:plain

そのあと好みの設定にしてOKをクリック

画面構成及びユニークユニット部品作成設定

まず上部のユニットタブが切り替わることを確認する(何も作っていないので変化なくてもよいがA,B,Cがあることを確認)。
その次に各ユニットごとにユニークピンを作るので上記のボタンを有効にする。

f:id:gsmcustomeffects:20170302194918p:plain

ユニークユニット外形を使う

次に外形もユニークにするので設定が必要であるまずは適当な外形を描く

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次に外形上で右クリックをし短形のオプションを編集をクリック

以下の画像のように設定をする

f:id:gsmcustomeffects:20170302195538p:plain

そうするといったんこうなる

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各ユニットで同じ操作をする

ユニットAで外形が書けたのでB,Cも同様に書いていく

切り替えるときちんとユニーク外形になっているはずである

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ピンの配置

各種ピンを配置するとこのようにつくれる

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最後にピンチェックと重複ピンのチェック

上部メニューからピンリストの列挙をする

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重複ピンの確認も同様に

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完成

というわけで少し長くなったが完成した。

Schematicに呼び出してみるときちんとできている。

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こうやってピンが多い部品を使うときは分けてやることで巨大なユニットを作らなくてよいので回路がすっきりして見える。

今後はこういった機能もきちんと利用していけたらと思う。

参考文献

OlimexのKiCadファイルとKiCad本家のフォーラム