がれすたさんのDIY日記

電子回路、Python、組み込みシステム開発、自作エフェクターを語るblog

HDMIマイクロスコープを購入した話

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今回はEakinsのHDMIマイクロスコープを購入したのでそれのレビュー
買ったもののリンクはこちら

はじめに

近年部品の小型化により電子工作界隈のはんだ付けツールも進化しています。
マイクロスコープ、ホットエアー、プリヒートマシン、簡易BGAワークステーション、卓上リフロー炉、ステンシルプリンタといったようなものが数万で買える時代になってきました。

そのなかでも今回紹介するHDMIマイクロスコープは、その名の通りHDMI映像出力を備えたカメラです。
モニターに拡大表示しながら作業ができるので狭ピッチICのはんだ付け、はんだブリッジの検証などがスムーズに行えます。
モノによってはストレージ機能がついていて映像の録画、写真の記録ができるもの、PC接続機能があるもの、液晶一体型などがあります。

さてマイクロスコープはAliexpressを探せばかなりの種類があります。
今回購入したものはSonyのイメージセンサIMX385を搭載した品であり比較的高級品に分類されるとおもいます。
レンズのインターフェイスは他のものと変わらずCマウント 、付属レンズはX200,X500を選べます。
セット内容をまとめるとこんな感じです。

  • 1 × 顕微鏡カメラ
  • 1 × 電源アダプタ (eu/au)
  • 1 × hdmi ケーブル
  • 1 × 200X/500X ズーム c マウントレンズ
  • 1 × カメラスタンド
  • 1 × led リングライト
  • 1 × 耐熱シリコンマット

肝心な値段ですがX500のレンズセットで33000円程度でした。
Aliexpressで買えるHDMIマイクロスコープの中では高額??な部類に入ると思います。

開封とレビュー

次に使用感なんかを書いていきます。
まず届いて組み立てたのがこんな感じ


商品紹介ページの写真ではコンパクトに見えますが、届いてみるとびっくり・・・・・かなりでかいです。

マウンタから外すとこんな感じです。

付属レンズをX500にしたのですが想定より巨大だったこともあり選択をミスったなという・・・・

次に実際の使用感みたいなのを書いていきます。
通常使用時HDMIに映すとこんな感じです。

結構くっきり映るのではんだブリッジのチェック、デバッグ時のプロービングにいいと思います。

次にカメラ本体の画像保存機能を使って写真を撮ってみました。

イメージセンサが優秀なのかわかりませんがかなりきれいに取れる感じです。

付属レンズは、X500レンズを選んだんですが最低倍率でも観察物体に寄り過ぎなのでもうちょい低倍率のものでもいいと思います。
Eakinsのストアでは、レンズの単体販売も行っているのでより低倍率なものを持っておくといいかもしれません。
ちなみに購入するときレンズの直径がマウンタに適合するものを選ばないと固定できないので注意が必要です。

最後に総合的な感想ですけど画像もきれいに撮れますし固定アームもしっかりしているので買ってよかったと思います。
万人にお勧めできるか?という話ですが、それなりに金額出せる人にとってはお勧めできます。
それ以外の人なら一式2万程度で購入できるこの辺がお勧めになると思います。

コメント、Q&Aなど

これ以上高額なものだと何があるの?

Sony IMX290というイメージセンサを利用したオートフォーカス対応のカメラモジュールがあったり4K出力に対応したカメラモジュール があったりします。

Eakins以外の選択肢ってあるの?

あります。

液晶一体型だとAndonstarというメーカー?ストア?が有名です。
HDMI出力に対応していないものもあるので注意が必要ですが安価かつ一体型で大型液晶がついているモデルもあるのでおススメではあります。

そのほかだとInsein Li Fung Microscope Storeも多くのカメラモジュールを取り扱っています。

ワークディスタンスを伸ばすには?

対策はいろいろありますが

  • 低倍率な違うレンズを選ぶ
  • Cマウントアダプタの倍率が低いものを選ぶ
  • バローレンズを用いる

バローレンズは、0.5X , 0.35Xなどを用いるとワーキングディスタンスを伸ばすことができます。
逆に視野を広げるならCマウントアダプタの倍率を変える必要があります。

私が買ったカメラのX500のレンズは1.0XのCマウントアダプタがついています。

日本で購入できるものはないの?

企業などでは正規ルートで購入できるものが選ばれる傾向にあるのでこういった意見もあると思います。

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