がれすたさんのDIY日記

電子回路、Python、組み込みシステム開発、自作エフェクターを語るblog

FNIRSI HS-01のレビュー

FNIRSI HS-01

今回はFNIRSIのHS-01を購入しましたのでそれのレビューになります。

電子タバコのようなスタイリッシュな見た目をしていますが、USB PD給電のはんだごてになります。付属品は購入形態にもよりますが、小手先、簡易的なこて台、barrel jack - Type-C変換がついてきます。私は7000円ぐらいの小手先一式がついてくるものを購入しました。

詳しくは公式ストアの説明を見ていただけたらと思います。
HS-01 購入ページリンク

スペック、使用感など

スペックですが、9,12,15,20Vに対応しており最近の急速充電対応のアダプタであれば駆動できます。ただ初期設定が20Vをトリガするようにできており、対応していないアダプタの場合起動にコケる場合もあるようです。(設定でデフォルト電圧を変更可能)

アダプタとケーブル付きのモデルもありますが、海外コンセント仕様なので本体だけを購入しアダプタとケーブルはAmazonなどで買うのが良いと思います。
私は以下の環境で動作確認をしています。

説明が長くなってしまいましたが早速使っていきます。

電源を入れるとスタンバイモードになります。
UIに従ってボタンを押すと加温が開始されます。
尚この状態で両方のボタンを同時押しすると設定モードへいけます。ここで温度やスリープ遷移時間、利き腕などを設定しておくと後々楽です。

加温時は40W~60Wで急速に加温し通常使用時は7~15Wぐらいで保たれるようです。

実際の使用感はこのような感じです。
350℃設定で熱量も十分ですし結構ぬるぬる溶けます。使用した半田は弘輝のS3X-72M 0.8mmです。
www.youtube.com

その他の機能として一定時間使用がないとヒータを切るスリープモード(80℃)を装備しています。内部に加速度センサが内蔵されており手に取ると再び加温が始まります。

その他製品とオープンソースでの取り組み

これまでFNIRSI HS-01の紹介をしてきましたが、他のPDはんだごてについても触れておこうと思います。現在販売されているものでは、以下の3つが有名かと思います。

このような製品が多く出回っている背景にはオープンソースプロジェクトの発展があげられます。
PINE64のPinecilもオープンソースで開発されており、PINE64のWikiに回路図が公開されています。ファームウェアはRalim氏が開発されているIronOSというものが使用されています。Pinecil V2ではPD EPRに対応するなど精力的に開発が進められています。

まとめ

今回はFNIRSIのHS-01というUSB PD給電のはんだごてを紹介しました。耐久性はわかりませんが、デザイン、性能ともに素晴らしい製品だと思いました。こういった製品がものすごい速度で出てくるあたり中国の開発力は流石だなと思うばかりです。

現状FNIRSIのHS-01は公式ファームのみのサポートですが、IronOSに対応して新しい機能が追加されていくのに期待したいです。個人的にはホールセンサを搭載しこて台に置いた際にスリープする機能が欲しかったりします。

というわけでPD対応はんだごての紹介でした。