がれすたさんのDIY日記

電子回路、Python、組み込みシステム開発、自作エフェクターを語るblog

安定化電源装置(HANMATEK HM305)の紹介

HANMATEK HM305について 今回は安定化電源装置を購入したのでそれの紹介です。 購入したのはHANMATEKのHM305という機種です。 価格はAmazonで6500円程度(商品リンク)ちなみにもう1000円ほどだすと10A仕様のものが買えるみたいですね。 https://amzn.to/3AY…

RIGOLのオシロがめちゃくちゃ安くなっている

お久しぶりです。 Amazonを見ていたら正規代理店出品でRIGOLのオシロが買えるようになっていたのでそれの紹介 よく見てみるとエントリーモデルDS1102Z-Eが33000円からとなっており初心者でも十分に手を出せる価格になっています。 スタンドアロンオシロスコ…

半田付け用フラックスと洗浄剤について

近年IC、SoC小型化により狭ピッチ多ピンのパッケージを有する部品が増えてきました。 その中ではんだ付けの作業性を高めたり実装時の歩留まりをよくするためにフラックスが用いられます。 フラックスは金属表面の酸化物を取り除きはんだの濡れ性を向上させる…

HDMIマイクロスコープを購入した話

今回はEakinsのHDMIマイクロスコープを購入したのでそれのレビュー 買ったもののリンクはこちら はじめに 近年部品の小型化により電子工作界隈のはんだ付けツールも進化しています。 マイクロスコープ、ホットエアー、プリヒートマシン、簡易BGAリワークステ…

Hantek2D72(2CHオシロ+1CH AWG + DMM)の紹介

お久しぶりです。前回の記事から2か月近くあいてしまいましたがぼちぼち開発とかやっています。 今回は新機材としてHantek2D72というオシロスコープ+ファンクションジェネレータ+DMMが一つになったコンパクト測定器を買ったのでそれを紹介しようと思いま…

MXR mini iso-brickの解析

最近アイソレートサプライが標準になってきて値段が落ち着いてきたのでMXR mini iso-brickを購入してみました。 この記事では、使った感想よりも回路側にシフトして解説していけたらと思います。 導入 購入のきっかけを説明するために現在販売されているアイ…

Seeed FusionPCBで基板を作った話

タイトル通りの話ですがSeeed FusionPCBで基板を発注した話です。私自身FusionPCBというサービスを知ってから数年たちますが、最近ではつぎつぎに新しいサービスを展開し非常に勢いのあるメーカーであると感じます。www.fusionpcb.jp ブランド紹介も済んだと…

KiCadのバスについて

導入 KiCadにはメモリバスなどの同種な信号線をまとめるバス機能がある。 バス機能を使うことで回路図の見栄えが良くなったりするので覚えておいて損はない。 今回はそれのやり方とTipsを紹介しようと思う。 使い方 画像のようにローカルラベルをD0~D7を配置…

littlevGL PCシミュレータの導入方法

littlevGLと呼ばれる組み込み用GUIのPCシミュレータの導入についてです。公式の解説だけだと少しはまったので自分用メモとしてまとめました。 littlevGL 6.0を対象に進めていますので最新版がある際は公式のドキュメントに従ってください。 littlevGLについ…

MIMXRT10xxのeFlexPWMを使ってPWM信号を出力する。

今回はどのマイコンでもよく使う機能の一つでもあるPWMについてやっていく。 MIMX系のマイコンではeFlexPWMというペリフェラルがそれにあたる。特徴を解説したいところですが長すぎたのでRMのFeatures部分を貼っておくので読みたい人は該当部分を読んでくだ…

MIMXRT10xxのADC External Trigger Controlを使ってみる(software trigger編)

概要 今回はMIMXRT10xxのExternal Trigger Controlについてやっていくことにする。ADC External Trigger Control(以下ADCETC)は下図に示すようにADCモジュールと他のペリフェラルをつなげてコアの介在なしにデータ転送(DMA使用)したりトリガ変換したりでき…

Seeed Arch Mixで始めるi.MX RT1052(2)

前回は基礎的なことをやりましたが初回の手間が多かったように感じます。 コンフィグの際メモリをQSPIに変更 メモリサイズの変更 XIPのコード編集 毎度新規プロジェクトを立てるたびにこれをやるのは非常に手間です。 そういうわけで今回はこのようにSDKプレ…

Seeed Arch Mixで始めるi.MX RT1052(1)

今回はSeeedStudioが出しているArchMixを使ってi.MX RT1052入門をやっていくSeeed Arch Mix上記の写真にあるようにかなりコンパクトに収まっている。 また値段も$29.90であり半端ない。 USB、SD、SDRAMも使えるのでお安くi.MX RTに触れたい人にとってもおす…

MCUXpressoSDK USB Device StackでMIDIStreamingSubClassを使う

前回はディスクリプタを編集して認識まで行った。 今回はMIDIの送受信が可能となったのでそれの紹介最近海外からのアクセスが多いので説明は割愛してGithubにコンパイル可能なプロジェクトをアップロードしました。github.com 動作確認 以下のページよりpock…

MIMXRT10xxのUART DMAメモ

前回は割り込みについてやったので今回はDMAについてメモを書く 参考には公式サンプルのlpuart_edma_transferを使うのでそれを参考にしてください。公式サンプルが動作コードなので使い方的なのは解説しません DMA部分のメモ ポーリング、割り込みとは違いDM…

MIMXRT10xxのUART割り込みメモ

UARTの割り込みについて少し迷ったのでメモ代わりに残しておく。 コードに関しては公式のサンプル内にあるlpuart_interrupt_rb_transferってやつを参考に解説しているので全容はそっちを見てください。 送受信APIの確認 まず割り込みには以下に示すの二つのA…

PySide2でQtQuick(qml)使うメモ3

今回はPySide2とPySerialを組み合わせて使うメモやることとしてはQMLで作成したGUI側でイベントを発生させてシリアルで何か送信してマイコンを制御するという感じ つくったのはこんな感じのやつCOMの選択をしてオープンをすると5~7のオブジェクトが表示され…

PySide2でQtQuick(qml)使うメモ2

前回に引き続き今回もPySide2+Qtquick(qml)のメモGUIだと結構定番の電卓っぽい奴の実装 Button押下でイベント発生させてTextInputからデータもらってTextInputに返すサンプルだと思ってくれればいい Pythonコード import sys import os from PySide2 import…

PySide2でQtQuick(qml)使うメモ1

自分用のメモです。自分の動作環境は PyCharm 無料版 Python 3.7.4 or 3.6(仮想で両方で試した) Pycharm内臓のVenvでパッケージ管理 導入 PythonでQtを扱うにはPyQtとPysideの2つがある。verごとに書くとこんな感じ Qt4 : PyQt4,PyiSde Qt5 : PyQt5,PySid…

MIMXRT10xxのUARTを使ってみる(ポーリングAPI)

今回はUARTについてやっていきたいと思います。 prinfに関しては評価ボードを使う限りは初期プロジェクト作成でリンクしてくれるので説明はしません。あくまでbyte転送APIで何か送るという感じですね。環境としては以下を例に説明しますがRT1020でもRT1015で…

MIMXRT10xxのADCを使ってみる

今回はMIMXRT10xxシリーズのADCを使ってみようと思う。 ペリフェラルの特徴としてまとめると 1MS/sec sample rate 1モジュールに8つのシングルエンド入力 single conversion と continuous conversionに対応 12bit,10bit,8bitに対応 下限値、上限値、値の一…

2019年版 STM32環境構築方法

以前よりSTM32について結構な数の記事を書いてきました。 最近ではAtollicTrueStudioが無料になったり、CubeMXが5.0になったり いろいろ変わった経緯もあり2019年版と題して新しく書いたほうが良いのでは?となったわけです。現状AtollicがSTに買収されてCub…

MIMXRT1052CVL5Bを使う際のTips

MIMXRT1052の場合 コンシューマ向けのは600MHz、工業用途の場合528MHz駆動となっている。 MCUXPressoIDEで新規プロジェクトを作った際にはMIMXRT1052DVL6B向けの設定で吐きだされる。 今回はMIMXRT1052CVL5B向けのプロジェクトの設定や変更しないといけな部…

MCUXpresso SDK Shellの使い方

MCUXpresso SDK Shellはなんぞ? 組み込み用Shellのことです。Shellの動作例SDKに最初から組み込まれているので選択するだけで楽に使えますしprintfとのリンクもIDEがやってくれるので便利です。使い道としては 信号処理のパラメータの変更 内部データのダン…

CMSIS DSP とコンパイル最適化オプション

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 色々試してたらGCCの場合最適化しないとFPU命令呼んでくれないっぽい optimize入れるとちゃんと呼ばれてる i.MX RT1020(CortrexM7 DP FPU)のSQRTしか試してないのであれですが入れとくに越したことはな…

MCUXpresso IDEのペリフェラルコンフィグツールを使ってみる

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); MCUXPresso IDEがアップデートされてペリフェラルコンフィグツールが実装されたのでそれを使っていろいろやってみたいと思います。 STM32でいうCubeMXみたいなもんですね。今回のシステム要件は以下の通…

はてなで数式やコードを扱う時のTips

自分なりに気を付けてることのメモ 編集モードははてな記法 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 数式について 数式を記述する際は [tex: ]を使うわけだが 以下のように一回書いておけばmath機能が有効になるみたい <p style="display: none;">[tex: ]</p> すると \begin{e…

Python:scipy.signal.spectrogramを使ってスペクトログラムを描画する

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 今回は信号の時系列変化を可視化できるスペクトログラムを描画してみたいと思う 使うメソッドはPython:scipy.signal.spectrogramである。オプションパラメータがたくさんあるが f,t,Sxx = signal.spectr…

Python: Swept-sine信号を作成する

今回はシステム同定入力(主にインパルス応答の測定)として使われる掃引正弦波を生成していきたいと思う。 昔はTSP信号なんて言われていたが場合によってはそぐわない可能性もあるので最近ではSwept-sineに統一されつつあるみたい Swept-sine signalは信号の…

scipy.signal.iirfilterを使ってIIRフィルタを設計する

前回はiirdesignメソッドで設計したがもう一つのほうのメソッドも紹介しておく。 前回の記事はこちら (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); gsmcustomeffects.hatenablog.com scipy.signal.iirfilter メソッドの引数はこのような感じ scipy.s…